フィリピンのマニラ(Manila)首都圏を縦断する南北通勤鉄道(NSCR)。車両は総合車両製作所(J-TREC)横浜事業所から輸出されることが決まっていました。そろそろ港への陸送が始まるのではないかと思っていたその夜に最初の車両が送られたと知って、大いにガッカリしました。
しかし編成は8両。陸送は続きます。情報が何もないまま、観察に出ました。目指すは横浜、大黒埠頭です。

大黒埠頭

目星を付けていた場所にいたのは、スクールバス。それはそれで興味深いのですが、本意ではありません。仕方なく島を徒歩で延々と一周。1時間ほども歩いたところで、釣り人の集まる一角に出ました。ふと対岸を望むと。

大黒埠頭
大黒埠頭

いたわけです。ベイブリッジの真下に。数少ないバスでベイブリッジを横断して、近くまで長々と歩きました。

本牧埠頭
本牧埠頭

4両が、まだ台車を履かない状態で置かれていました。

本牧埠頭
本牧埠頭

保線車両とモーターカーも。一緒に輸出されるのか。NSCRは標準軌なので、詳細は分かりません。

見つけてしまったからには、続く陸送も観察するのが自然な話です。

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